日本の伝統構法が職人達の技と経験により木造の美しさや気候風土に合うように現代の在来工法へと受け継がれてきました。しかしながら法律により義務付けられている耐震補強金物が、木組みの持つ美しさを損なってしまっています。
APS工法の接合金物アップルピン。
偉大な先人たちが築き上げてきた技術を進化させ、接合部の断面欠損を減らし、今まで露出していた補強金物を木材の中に内蔵する事で、木組み本来の美しさを引き出しています。また木材の中心で接合することで接合部のバランスを高め、骨格を強化することにより地震時の耐震力を高めました。
APS工法はピン工法でありながら、木材を引き寄せガッチリ接合する事が可能です。
現代のように耐震補強金物が無かった時代、当時の職人たちは木材の性質を良く理解し、収縮、そり、曲がりなどを考慮し、力の種類・伝達にあわせ「継手」や「仕口」といった木材の接合方法を編み出してきました。木造における接合部は材から材へ力を伝達し、建物の強度や変形を抑える重要な部分です。しかしながら在来工法は木材を接合するために木材を切り欠かなければならず、切り欠き「断面欠損」が多くなればなるほど木材の強度は低下してしまいます。APS工法は木材の「断面欠損」を従来より大幅に減らして強度低下を防ぎ、木本来の力を活かしています。
APS工法がこだわるのは目に見えない「安全」。
APS工法は国が指定する国土交通大臣指定確認検査機関にて性能試験を行っております。
優れたインテリア、エクステリアがあってもフレーム構造がしっかりしていなければ人命・財産を守れません。
地震が多い日本だからこそ優れた耐震性、耐久性が豊かな暮らしの為には必要不可欠です。
木は燃えますので一般的に木造住宅は火災に弱いと思われがちです。しかし木造住宅は火災に比較的強いのです。木は燃える時に表面から炭化していきます。炭化層の断熱性と酸素の供給が制限され、木材内部までの延焼を遅らせます。しかし木造住宅に使われる耐震補強金物の殆どが梁や柱の側面に取り付けられています。表に露出しているので火災時に高熱にさらされ、鉄はわずか10分程で80%以上強度が落ちてしまいます。アップルピンを木材の中に納める事※で火災時の熱による金物の強度低下を防ぎ、避難する時間を稼ぎます。また倒壊を遅らせることにより消火活動をする消防士の危険性も減らせます。(※ 埋木使用時)
◎数百年に一度発生する(住宅の密集する年で震度6強から震度7程度)の地震に対して、倒壊・破壊しない。
◎数十年に一度発生する(住宅の密集する都市で震度5強程度)の地震に対して、損傷しない。
◎耐震等級1で要求される数値の1.5倍の強さ。
RELIFE(リライフ)は耐震等級3を標準としています。これは耐震等級3を満たすことのできる部材を使用しているという意味です。一棟ごとにプラン(間取り)が異なるため、その証明には構造計算(標準)が必要となり、耐震等級3を満たすためにプラン(間取り)に制限が生じる場合もあります。
UFO-E(ユーフォーイー)は、土台の下で地震エネルギーを減震する絶縁工法です。100個前後の「W摩擦板」が荷重を分担しながら少しづつ動いて歪摩擦・静止摩擦のWブレーキが作用し、300〜800galの加速度を減震。大型地震対策に最適です。
熊本地震では震度7が2度も襲いましたが、家具が倒れないなど、効果が証明され、幸い、怪我人もありませんでした。
地震力が建物に入る前に滑り、摩擦抵抗(ブレーキ)で300〜800galの加速度を減震します。
〒807-1135 北九州市八幡西区馬場山原2-21
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